協力:大塚製薬株式会社
●
農作業中の熱中症による死亡者は特に7〜8月 に集中しており、年代別には70代以上が大多数を占めています。
●
一方で、熱中症による救急搬送人員数は、まだ身体が暑さに慣れていない梅雨明け に急増する傾向があります。
●
気象庁の発表によると、日本の多くの地域で例年より暑くなる ことが予想されており、熱中症警戒アラートに注意するなど、より一層の熱中症対策が必要です。
農作業中の熱中症による死亡者
(平成24年~令和4年)
(平成24年~令和4年)
月別
年代別
※出典:農林水産省
-
-
作業は早朝や夕方の涼しい時間帯に行い、日中の高温時を避けましょう。
-
作業前・作業中に水分・塩分を補給し、のどが乾いていなくても20分おきに休憩と水分補給を行いましょう。さらにスポーツ飲料や塩分補給用タブレットを活用しましょう。
-
作業は2人以上で行うか、時間を決めて声かけをしましょう。
-
屋屋外では帽子をかぶり、吸汗速乾性素材やファン付の衣類などを着用する。屋内では送風機やスポットクーラーを活用しましょう。
農作業中の熱中症の事例
-
CASE017月 - 80代、死亡食事や水分を摂取せずに炎天下で畑仕事をしていたところ、畑でうつぶせで倒れているところを発見される。
-
CASE028月 - 60代、入院数日間続けざまの炎天下での作業ののち、嘔吐や下痢の症状があらわれ、食事や水分が摂取できない状態が続き、入院した。
-
CASE037月 - 80代、入院ビニールハウスで休憩をせずに、朝から昼前まで作業をしていたところ、多量の発汗や嘔吐の症状があらわれ、救急搬送され入院した。
出典:JA共済連
-
涼しい場所へ
避難しましょうエアコンが効いている室内や風通しのよい日陰などを確保しましょう。 -
衣服をゆるめ、からだを
冷やしましょう首の周り、脇の下、足の付け根などに保冷剤や氷のう、濡れたタオル等をあてましょう。 -
水分・塩分、経口補水液※
などを
補給しましょう※水・電解質・ブドウ糖等で構成されており、各成分の配合割合が決められています。
自力で水が飲めない、
応答がおかしい時は、
ためらわずに 救急車を呼びましょう!
応答がおかしい時は、
その他お役立ちリンク集