長~く噛んで長~く健康に

糖尿病予防

重篤じゅうとくな合併症を引き起こす恐れのある糖尿病はよく噛むことで予防へとつながります。

満腹中枢が働くまでには時間がかかるため、よく噛まずに急いで食べると、つい食べすぎてしまいます。食べすぎは糖尿病の原因となる内臓脂肪型の肥満を招くばかりか、早く食べることで血糖値が急に上がり、インスリンを分泌するすい臓に負荷をかけてしまいます。結果、インスリンの働きも鈍くなり、ますます糖尿病への危険度が高まります。
時間をかけて食事をすることで満腹中枢が働き、満腹感が得られます。よく噛むことで食事に時間をかければ、少量でも満足感を得られ、食べすぎによる肥満を予防できます。 また、よく噛んでゆっくり食べることは血糖値の急激な上昇を抑る効果もあり、インスリンを分泌するすい臓への負荷をかけないことにつながります。